「松井秀喜2世」として将来を嘱望された選手は過去にもいた。東海大相模から ドラフト 1位で入団し、背番号55を継承した大田泰示(現DeNA)だ。スピードとパワーを兼ね備えたスケールの大きいプレースタイルで、将来の 巨人 を背負うスター選手として注目されたが、1軍に定着できず月日が流れていった。打撃フォームが頻繁に変わり、どうにかしたい思いはひしひしと感じたが、結果が出ない。
巨人の“正捕手問題”は今後どのような展開をみせるのだろうか。「打てる捕手」の大城卓三のスタメン出場が減り、小林誠司、岸田行倫らとの捕手複数人制で戦っていく気配がある。
巨人の“未来の主軸打者”として成長が期待される秋広優人のキャリアはこの先どうなっていくのだろうか……。プロ入り4年目となる今季はさらなる飛躍も予想されていた「背番号55」だったがシーズン開幕は二軍で迎え、いまだ一軍に呼ばれる気配すらない。