信越化学は半導体関連材料の生産増強や研究開発に積極的で、国内外で複数の設備投資を進めている。今後もこの流れを継続し、25年3月期は前期比8・2%増の総額4400億円の投資を計画。半導体関連材料が中心となるが、その他製品も対象に据える。
ホンダ は16日、2030年度までの10年間で電動化・ソフトウエア領域に10兆円を投資すると発表した。従来計画から2倍に引き上げた。次世代電気自動車( EV ...
NTTの2025年3月期連結業績予想(国際会計基準)は増収営業減益とした。不要な土地など非中核資産の売却を進めた結果、24年3月期に約1000億円の利益を上積みした。今期はその反動が出るうえ、NTT東日本、NTT西日本が担う固定電話の契約数がさらに減 ...
名門復活に向けて、東芝が再スタートを切った。16日公表の2027年3月期を最終年度とする中期経営計画では最大4000人の人員削減などを通じて全社の収益性を抜本的に改善し、売上高営業利益率(ROS)を現在の1・2%から10・1%への改善を目指す。ただ、 ...
製紙6社の2025年3月期通期業績予想が15日出そろい、全社が増収営業増益を見込む。主力の紙・板紙の需要は引き続き停滞するものの、人件費や物流費の高騰を背景とした製品価格の値上げが利益を押し上げる。
2システムというアイデアはスパコン研究者の悲願だった。正確には2フェーズとして長年温められてきたアイデアだ。 筑波大学 ...
ドローン攻撃対策には、高出力レーザーを上空に照射してドローンを撃ち落とす方法と、高出力マイクロ波を照射して回路基板を破壊し操縦不能にする、もしくは強制着陸させる方法の二つがある。レーザーは現時点では高出力化や装置の小型化、コストなどで難があり、マイク ...
文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、全国の大学・研究機関を調査し、中堅大学で研究者の研究予算充足感が悪化していることを明らかにした。大学を論文数で四つに分けると第2グループ(G)と第3Gで状況認識が厳しくなっている。研究時間は8割の ...
生成AIをめぐっては、偽情報や誤情報を生み出す懸念が高まっている。経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会は3日、こうした懸念に対処を求めることを盛り込んだ閣僚声明を発表した。一方で、新しい技術への規制はイノベーション(技術革新)に停滞をもらたしかねな ...
工作機械業界で再生可能エネルギー活用の動きが加速している。ソディックや牧野フライス製作所は太陽光発電設備の導入を拡大し、DMG森精機はバイオマス発電関連設備の稼働を拡充。アマダは全電力を再生エネで賄うことを目指す国際的な企業連合「RE100」に加盟し ...
スタートアップの資金調達をめぐり、金融機関の動きが活発化している。日本政策金融公庫は4月、創業融資の限度額を引き上げた。銀行でも融資に向けた体制整備が進む。出資などエクイティ(株式資本)調達が主流のスタートアップにとって、調達手段の多角化につながる。