フィリピン国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は記者会見で「当地の現状を警戒し、懸念している」と説明。絶滅危惧種オオシャコガイの採取を含め、サンゴ礁破壊を巡る中国提訴の必要性についてフィリピン政府内でコンセンサスができつつあると述べた。
国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所は2016年、中国人漁業者が南シナ海で海亀や大シャコ貝を乱獲しており、中国当局は防止義務を果たしていないと指摘。また中国が同礁で伝統的漁業権を不当に妨害し、フィリピンの主権を侵害したと判断していた。
【マニラ共同】フィリピン沿岸警備隊のタリエラ報道官は20日、記者会見し、自国の排他的経済水域(EEZ)にありながら中国が実効支配する南シナ海のスカボロー礁で、中国漁船が大シャコ貝を乱獲し根絶させたとして非難した。会見に同席した国家安全保障会議のマラヤ ...
【マニラ共同】フィリピン沿岸警備隊のタリエラ報道官は20日、記者会見し、自国の排他的経済水域(EEZ)にありながら中国が実効支配する南シナ海のスカボロー礁で、中国漁船が大シャコ貝を乱獲し根絶させたとして非難した。会見に同席した国家安全保障… ...