歴史的円安と物価高が逆風となる中、物価上昇を超える賃上げをどう実現するか。「BSフジLIVEプライムニュース」では、官邸のキーパーソンである矢田稚子(やた・わかこ)首相補佐官と、菅義偉政権時代に成長戦略会議のメンバーを務めたデービッド・アトキンソン氏 ...
厚生労働省が23日発表した2023年度の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年度比2.2%減となった。 【ひと目でわかるグラフ】名目賃金と実質賃金の増減率 ...
2024年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質伸び率が前期比マイナス0.5%と2四半期ぶりのマイナス成長。年率換算ではマイナス2.0%となり、日本経済の足元への不安が明らかになった。
2023年度に相次いだ値上げによる物価上昇は、多くが企業収益となり、賃上げにはほとんど回っていないことがわかった。国内総生産(GDP)の物価動向を示す「GDP デフレーター ...
人手不足といわれている割に、賃金は上がらない。もはやミステリーとも思われがちだが、説明する理屈はすでにいろいろ出されている。足りないのはデータに即した現実の解釈だ。そこでまず、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」でここ数年の賃金変化の全体像を確かめてみよう。賃金の変化をみるには、なるべく均質なグループをつくり、グループの平均値や中央値の推移を追うのが一般的だ。グループの定義が明確かつ安定的で、個 ...
岸田文雄首相は31日、官邸で開いた賃金と物価の好循環に向けた懇談であいさつし、春闘の力強い賃上げに合わせて定額減税を実施することで家計の可処分所得を下支えし、「本年、物価上昇を上回る所得の増加を確実に実現していく」と語った。
加藤出 東短リサーチ社長・チーフエコノミストスイスの物価は高いとよく言われる。確かにマクドナルド・ビッグマックの価格(英エコノミスト誌調査、今年1月時点)は世界一高い。最近の為替レートで比較すると、スイスは日本の2.7倍だ。また、ネット上で見たチューリヒのスターバックス・アイスコーヒーの価格は東京の2.9倍である。しかしながら、日本に対するスイスの賃金の倍率はより高い。2022年のスイスの平均 ...
経団連が20日発表した令和6年春闘の1次集計によると、定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた大手企業の月給の賃上げ率は平均5・58%で、1次集計時点では比較可能な平成4年以降で過去最高となった。昨年春闘の最終集計(3・99%)を大幅に上回った。
歴史的円安と物価高が逆風となる中、物価上昇を超える賃上げをどう実現するか。「BSフジLIVEプライムニュース」では、官邸のキーパーソンである矢田稚子(やた・わかこ)首相補佐官と、菅義偉政権時代に成長戦略会議のメンバーを務めたデービッド・アトキンソン氏 ...