今の地震学では地震は予知できない。臨時情報は予知情報ではなく、最も重要な「日頃からの備え」をより一層強化させるためにある。一人一人が改めて居住地域のリスクを理解し、避難経路や避難所を確認するといった行動が必要だ。
近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震を巡り、想定震源域付近でマグニチュード(M)6・8以上(速報値)の地震が起きた場合などに気象庁が「臨時情報」を発表する運用が始まってから、31日で5年。まだ一度も発表されていないが、今年4月には愛媛県沿岸部 ...
【読売新聞】 3日午前6時31分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、石川県輪島市や珠洲市などで震度5強を観測した。気象庁によると、この地震による津波は、若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はないという。震源の深さは約 ...
【読売新聞】 石川県で最大震度5強を観測した3日の地震について、金沢大の平松良浩教授(地震学)は「震源は1月の能登半島地震の震源からやや離れているが、これまでの余震も含めた一連の震源域の端に位置するとみられる」と分析した。 平松教授 ...
南海トラフ巨大地震が起きれば、最大で高さ34メートルの津波が予想される高知県土佐清水市の住民が、備えの重要性を再認識している。1月の能登半島地震に加え、高知、愛媛両県で最大震度6弱を観測した地震から約1カ月半。相次ぐ地震の脅威に、住民はこれまで取り組 ...
4月17日、四国と九州の間の豊後水道でマグニチュード(M)6・6の地震が発生し、最大震度6弱を観測した。いよいよ南海トラフ巨大地震が起きたと思われた方もいたかもしれない。この地震はプレートの沈み込みに伴う地震ではあるが、プレート境界ではなくプレート内 ...
気象庁は、能登半島周辺では3年以上にわたり地震活動が続いていて、今後も地震活動が続く可能性が高いとして注意を呼びかけています。 気象庁は会見で、今後1週間程度、特に今後2~3日は今回と同じ、最大震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけました。 また、揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険が高まっているため、今後の地震や雨に注意してほしいとしています。
南海トラフ地震や豪雨災害を想定した県の大規模な防災訓練が香南市で行われました。県の総合防災訓練は関係機関の連携など総合的な防災体制を高めるため年に1度開かれています。南国市や本山町など県中部の7市町村や、自衛隊、警察、消防など89の団体およそ900人 ...
能登半島地震の教訓を生かし、南海トラフ巨大地震に備えようと、自治体のトップや幹部職員などを対象にした研修会が24日、大分県庁で開かれました。 この危機管理研修会は災害対応の向上を図ろうと、県が毎年行っているものです。