リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われている岐阜県瑞浪市で井戸などの水位が低下した問題で、静岡県知事選の主要候補の訴えに変化が生じている。リニア建設が抱えるリスクを強調したり、「推進」の主張を弱めたりするなど、26日の投開票まで1週間を切り、リニ ...
26日の投開票に向けて後半戦に突入した知事選で、各候補者が岐阜県瑞浪市の井戸などで水位が低下した問題を重視し、リニア中央新幹線工事に関する主張を強化したり、変化させたりして支持獲得を目指している。全国的な関心も集まる中で、終盤の戦いにどう影響するかが ...
川勝平太前知事は静岡工区でのトンネル掘削による大井川の水量減少などを懸念し、工事着工を認めてこなかったが、新知事の下では議論が進展するとの見方もある。だが、鈴木氏も「自然環境の保全の問題はきちんとやる」として環境影響の検証を続ける方針で、着工の判断時 ...
JR東海の丹羽俊介社長は30日、静岡県知事選で前浜松市長の鈴木康友氏(66)が当選したことについて「一段と密接に意思疎通をしていきたい」と語った。静岡市葵区のホテルで行われた記者会見後、報道陣の質問に答えた。
静岡県知事選が26日投開票され、未着工のリニア中央新幹線静岡工区について「推進」を掲げる鈴木康友氏(66)が初当選した。今後は着工に向けた議論が加速する見通しだ。ただ、選挙中に岐阜県でリニア工事による水位低下問題が起きたこともあり、着工 ...
静岡県は31日、岐阜県内でのリニア中央新幹線のトンネル工事現場近くで井戸水などの水位低下が確認された問題を巡り、JR東海に対応状況などの説明を求めた。同社から岐阜県へ報告が遅れた点を挙げ、「地域の不安を解消する必要がある」とする。県でリニア対策の本部 ...
26日、静岡県知事選の投開票が行われた。立憲民主党と国民民主党が推薦した前浜松市長の鈴木康友氏(66)が、自民党が推薦した候補を抑えて当選した。
静岡県の川勝平太前知事(75)は17日、リニア中央新幹線工事の現場周辺で井戸などの水位低下が確認された問題に関し「国の有識者会議が沢や渓流の水位が低下すると指摘していた。その一事例が岐阜ではないか」と述べた。県庁で記者団の取材に応じた。
リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられる共同水源の水位低下が岐阜県瑞浪市で確認されたことで、26日に投開票される静岡県知事選の候補者たちの主張に変化が出てきた。リニア静岡工区の着手に対して、厳しい言葉や慎重な物言いが目立つようになっている。
26日投開票の 静岡県知事 選は 自民党 推薦候補と立憲民主、国民民主両党が推薦する候補が激しく争う与野党対決の様相が強まる。鍵を握りそうなのが、 リニア中央新幹線 静岡工区の着工を認めなかった 川勝平太 前知事の支持票だ。 大井川 の水資源や 南アルプス の自然環境に不安を抱く民意がどこに向かうのかが注目される。
川勝平太前知事の辞職に伴う静岡県知事選は26日、投開票される。県政のかじ取り役を決める短期決戦は、県政史上最多の新人6氏が立候補し、リニア中央新幹線工事や浜松市の新野球場整備をはじめ、県政の刷新か継続、経済対策、地域振興、子育て支援などを争点にした1 ...
アンケートは7~10日にウェブ上で実施し、1~4年生約150人が回答した。それによると、知事に求める資質について「調整力・バランス感覚」と「県民の声を聞く力」がそれぞれ約40%で大部分を占めた。一方、「リーダーシップ・決断力」は17%にとどまった。